競走馬の「生涯費用」を平均一個で決めない。購入・現役・引退後を分ける
競走馬にかかる金は購入時、現役中、引退後で性質が違います。JRAの購入価格・預託料とRHAの引退馬預託例を別々に扱います。
3つの期間に分ける
生涯費用を考えるときは、購入時、現役中、引退後の3期間に分けると整理しやすくなります。
- 購入時:セリや相対取引などによる馬代
- 現役中:預託料、医療、輸送など
- 引退後:養老・休養施設の預託料、医療、装蹄、輸送など
購入価格は平均と中央値が違う
JRA掲載の2025年度1歳市場では平均価格1,477万円、中間価格616万円。平均だけで「普通の馬の値段」を決めると高額取引の影響を受けます。
現役中の月70万円も固定価格ではない
美浦・栗東の預託料はJRAの説明で1頭1か月70万円程度ですが、厩舎ごとに異なる直接契約です。地方競馬は別の費用体系になります。
引退後も月額は続く
RHA掲載施設では月4万円台から11万円の例が確認できます。10年単位になると、現役後だけで数百万円〜1,000万円を超える単純計算になることもあります。
一つの「生涯平均」を作らない理由
現役年数、引退年齢、健康状態、施設、競走成績で差が大きすぎるためです。そこで平均額を断定する代わりに、自分の前提で計算できるようにします。