馬1頭はいくら? 競走馬を買う初年度費用を計算

「馬はいくら?」には、馬そのものの購入価格と、買ったあと毎月・毎年出る費用が混ざっています。JRAが公表する市場価格と預託料を起点に、初年度に手元から出る現金を一つの計算にまとめます。
JRAが示す2025年の1歳市場は中間価格616万円・平均1,477万円。美浦・栗東の預託料は1頭月70万円程度。馬代1,000万円・預託12か月なら、この2項目だけで1,840万円です。ここへ保険、登録、装蹄、輸送、治療などが加わります。
JRAは2025年の1歳市場の平均価格を1,477万円、中間価格を616万円と公表し、預託料は1頭月70万円程度と案内しています。さらに保険、登録費、輸送・治療などが加わります。
初年度に出ていく現金をまとめて計算
616万円・1000万円・1477万円の馬で初年度を比べる
月の預託料70万円×12か月、保険料率3.3%、登録料+登録免許税10万円、その他費用0円でそろえた単純比較です。
| 馬の購入額 | 預託12か月 | 保険3.3% | 登録 | 初年度合計 |
|---|---|---|---|---|
| 616万円 2025年1歳市場の中間価格 | 840万円 | 203,280円 | 10万円 | 14,863,280円 |
| 1000万円 | 840万円 | 330,000円 | 10万円 | 18,830,000円 |
| 1477万円 2025年1歳市場の平均価格 | 840万円 | 487,410円 | 10万円 | 23,757,410円 |
輸送、装蹄、治療、放牧、各種手数料などは別。現金余力は上の計算機で自分の数字に置き換えてください。
装蹄は競走馬で1回1〜2万円程度、アルミ蹄鉄は2〜3週間ごとの改装が一般的と日本装削蹄協会が案内しています。輸送はJRAの出走輸送と放牧輸送で馬主負担の扱いが違います。下の2ページで別計算してから、このページの「その他費用」へ足せます。
賞金・出走手当などの収入、税金、進上金、馬の売却額は入れていません。「まず初年度にどれくらい現金が必要か」を見るための計算です。
平均価格より「中間価格」も見た方がいい
JRAが示す2025年の1歳市場は平均1,477万円に対して中間価格616万円。高額馬が平均を押し上げるため、平均だけで「普通の馬代」を決めると読み違えます。上の購入額は自分の想定に置き換えて使えます。
預託料は毎月出る
JRAの目安では1頭月70万円程度。12か月なら840万円です。実際は厩舎との契約、放牧、治療、輸送などで変わるので、月額と月数を分けて入力できるようにしています。
「年間収入872万円」は利益ではない
JRAは2025年にJRAで出走した11,923頭について、馬主へ支払われた賞金等を約1,040億円、1頭平均の年間収入を約872万円と公表しています。ただし、成績差が大きい平均値です。預託料の目安70万円×12か月だけで840万円になるため、872万円を「普通の馬の利益」とは読みません。
このサイトでは、平均値は参考として残し、実際の収支は購入価格・出走回数・手当・預託料を入力する 年間収支計算 に分けています。
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