0勝の地方競走馬でも収入はゼロとは限らない。年間収支をどう組むか
地方競馬では出走手当や着外手当等があるため、「0勝=収入0円」とは限りません。ただし全国共通額はないので、固定数字を置かずに計算します。
まず「0勝」と「無収入」を分ける
地方競馬では、馬主収入に賞金だけでなく出走手当や着外手当等があります。勝てなくてもレースに出たことで入る金がある場合があります。逆に、出走できなければ手当も入りません。
年間収支はこの形にする
年間収入 = 賞金 + 出走回数 × 1走あたりの手当 + その他補助
年間支出 = 月預託費 × 12 + 購入費の当年負担 + 医療・輸送等
年間収支 = 年間収入 − 年間支出
年間支出 = 月預託費 × 12 + 購入費の当年負担 + 医療・輸送等
年間収支 = 年間収入 − 年間支出
購入費を初年度に全額入れるのか、保有期間で割って見るのかでも印象が変わります。このサイトの計算機では購入費を別欄にしてあります。
全国平均の手当を勝手に作らない
NARは出走手当の目安を4万円〜10万円台としていますが、これは全国共通価格ではありません。したがって「1走7万円」と決めて記事の結論にするより、競馬場の当年度資料から実額を入れるほうが安全です。
仮定の例
たとえば月の預託費25万円、年間12走、1走あたり手当6万円、賞金0円と仮定した場合、手当収入は72万円、預託費だけで300万円です。この差額だけを見ると年間228万円の持ち出しになります。ただし、これは説明用の仮定であり、特定競馬場の実額ではありません。
仮定例を「地方馬主の平均赤字」と読まないでください。競馬場、馬のクラス、出走回数、着順、契約費用で大きく変わります。
自分の競馬場の数字で入れる
主催者の賞金・手当資料、厩舎との預託契約、年間の出走予定を揃えれば、かなり現実に近い試算になります。