地方馬主に入る金は賞金だけではない。出走手当・着外手当・輸送補助を分けて見る
地方競馬全国協会(NAR)は、地方馬主の収入として賞金、出走手当、着外手当などを案内し、競馬場によって休場手当や輸送費補助もあるとしています。
NARが挙げる収入の種類
地方競馬全国協会は、馬主活動の収入として「賞金、出走手当、着外手当等」を挙げています。さらに競馬場によって休場手当や輸送費補助が得られる場合があるとしています。
| 種類 | 何に対する金か |
|---|---|
| 賞金 | 着順に応じて支払われる |
| 出走手当 | レースに出走することに対する手当 |
| 着外手当 | 賞金対象外の着順でも条件により支給 |
| 休場手当 | 競馬場ごとの制度による |
| 輸送費補助 | 遠征や輸送に関する補助。競馬場ごとに異なる |
最低クラスでも競馬場ごとの差がある
NARの案内では、各競馬場の一番下のクラスの1着賞金は20万円台〜80万円、出走手当は4万円〜10万円台が一つの目安です。幅が大きいため、「地方競馬の1着賞金」「地方競馬の出走手当」を一つの数字で覚えるとズレます。
この幅は全国一律の料金表ではありません。競馬場、クラス、競走条件、年度によって変わります。
賞金の20%相当が進上金として差し引かれるのが一般的
NARは、賞金について一般的には20%相当額が厩舎関係者への進上金として差し引かれ、調教師、騎手、厩務員へ支払われると説明しています。馬主の「1着賞金○万円」と、手元に残る金額を同一視しない方がいい理由です。
比較するなら5列必要
競馬場別に馬主負担を比べるなら、少なくとも「月の預託費」「出走可能回数」「1〜5着賞金」「出走・着外手当」「輸送・休場などの補助」を横に並べる必要があります。預託料が安くても出走機会が少なければ、年間収支は別の形になります。
0勝でも収入ゼロとは限らない
出走手当や着外手当があるため、勝てなかった馬でも収入が発生するケースがあります。ただし金額は競馬場別です。次のページでは、特定の金額を勝手に「全国平均」にせず、自分で手当額を入力して試算できます。